Ditavalの使用法
ditaval は、関連する出力を生成する際に、マップとその子トピックの条件付きプロファイリング属性を管理する方法に関する一連のルールです。
ditaval オブジェクトを作成してから、ditaval エディターを使用してその中にルールを設定できます。ditaval は、出力を生成するときに含めるまたは除外する条件付きプロファイリング属性の値を指定できます。除外された条件付きプロファイリング属性は、最終出力には表示されません。
ditaval を作成して設定したら、出力を生成するときにこの ditaval をコンテンツに適用できます。ditaval を使用すると、生成される出力に常に条件が一貫して適用されます。
ditaval 設定の例
3 つの条件付きプロファイリング属性と、それぞれに 2 つの可能な値を持つマップについて考えてみます。
属性 | オプション |
---|---|
プラットフォーム |
|
Audience |
|
リリース |
|
生成する組み合わせごとに 1 つの ditaval を作成できます。以下のコードは、Linux で B52 リリースの管理ガイドを生成するための ditaval を設定する方法の例を示しています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<val>
<prop action="include" att="audience" val="admin"/>
<prop action="exclude" att="audience" val="writer"/>
<prop action="include" att="platform" val="linux"/>
<prop action="exclude" att="platform" val="windows"/>
<prop action="include" att="product" val="B52"/>
<prop action="exclude" att="product" val="T34"/>
</val>
条件付きプロファイリング属性のアクション
ditaval では、IXIA CCMS Web で含める、または除外する以外に実行する追加のアクションを定義できます。ditaval エディターでは、CCMS Web に次のアクションのいずれかを実行するように指示できます。
タイプ |
アクション |
---|---|
フラグ |
コンテンツは含まれるが、フォーマットによって出力にフラグが付けられる
注: これを選択した場合、スタイル、色、背景など、フラグが付けられたコンテンツのフォーマット方法に関する追加のオプションがあります。
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含める |
コンテンツは生成された出力に含まれる |
除外 |
コンテンツは生成された出力から除外する |
パススルー |
コンテンツは生成された出力に含まれ、出力の一部として条件も保持される |