マップ内の範囲外リンクの検証

マップの範囲外リンクは、いつでもオンデマンドで検証できます。また、マップを指定されたステータスから別の指定されたステータスに移動するときに、自動的に検証することもできます。

範囲外リンクとは何ですか?

範囲外リンクとは、マップ内のトピックから、マップ内にない別のトピックへの相互参照または関連リンクのことです。

たとえば、次のマップとサブマップを考えてみましょう:

MapA
    TopicX
    SubmapB
        TopicY  xref--> TopicX
    SubmapC
        TopicZ  xref →TopicY

このシナリオでは、MapA をチェックしても範囲外のリンクは見つかりません。SubmapBだけをチェックすると、TopicYのTopicXへのxrefが範囲外であることが判明します。SubmapC だけをチェックすると、TopicZ の TopicY への xref が範囲外であることが判明します。

範囲外リンクは、出力やローカリゼーションキットにおいて、コンテンツの欠落やリンク切れを引き起こす可能性があるため、それらを特定し、解決することが重要です。

範囲外リンクがあっても、マップをチェックインしたり、別のステータスに移動したり、ローカライズしたりすることはできます。範囲外リンクの中には、条件付きの相互参照など、意図的なものもあります。適切であれば、これらのリンクを無視して作業を続行できます。

範囲外リンクのオンデマンドでの検証

作業中はいつでも、マップの範囲外リンクを確認できます。

  1. マップのその他のオプションメニューからリンクを検証オプションを選択します。

    リンクを検証ダイアログが表示され、マップの依存関係の範囲外リンクが一覧表示されます。範囲外リンクがない場合は、画面に 「範囲外リンクは見つかりませんでした」 というメッセージが表示されます。

  2. 必要に応じて、トピックを開いて範囲外リンクを確認し、解決します。

    範囲外リンクが意図的なもので、解決する必要がない場合は、無視してかまいません。

範囲外リンクを自動的に検証します

CCMS Webは、マップをあるステータスから別のステータスに移動したとき (たとえば、マップを「Authoring:review」から「Authoring:approved」に移動したとき) に、範囲外リンクがないかどうかをチェックするように設定できます。

このトリガーを設定すると、移動の実行時にリンクを検証ダイアログが自動的に表示されます。範囲外リンクがない場合は、画面に 「範囲外リンクは見つかりませんでした」 というメッセージが表示されます。

必要に応じて、トピックを開いて範囲外リンクを確認し、解決します。

範囲外リンクが意図的なもので、解決する必要がない場合は、無視してかまいません。