翻訳マニフェストビュー

翻訳マニフェストには、その子マニフェストである言語マニフェストと異なるいくつかの重要な特徴があります。

第一に、翻訳マニフェストはソース言語をデフォルトとして認識します。つまり、コンテンツが英語の場合、翻訳マニフェストで識別される言語も英語になります。

第二に、翻訳マニフェストは複数の言語を追跡する複雑さと、必要な言語数に基づくオブジェクトの乗算を計算に入れています。このビューを使用して、サブマップ、トピック、イメージ、リソース、およびditavalrefで参照されるditavalsなど、すべてのマップの依存関係を確認できます。このビューは、元のスナップショットのスプレッドシートと考えてください。グリッドの列を追加、削除、並べ替え、またはフィルタできます。カスタム表示を作成したり、グリッド列の内容を並べ替えたりできます。

重要: 特定の言語のオブジェクトの実際のステータスを管理するには、翻訳マニフェスト内からその言語の言語マニフェストを開いてください。言語マニフェストを開く を参照してください。
注: 翻訳マニフェストと言語マニフェストの区別は、ビューの情報から判断できます。翻訳マニフェストビューの ページ フィールドにスナップショット マップ - リビジョンという表示があれば、翻訳マニフェスト内であることがわかります。さらに、グリッドバナーと詳細サイドパネルには、翻訳マニフェストのオブジェクト タイプのアイコンを囲む六角形の図形が表示されます。これも、翻訳サイクル内であることを示します。
注: 翻訳マニフェストはスナップショットと同じように扱ってください。編集できるのは、タイトルと説明のみです。それ以外を更新する必要がある場合は、新しい翻訳マニフェストを作成してください。
図: 翻訳マニフェストビュー


表 1. 翻訳マニフェスト グリッドの内容

項目名

サイクル

説明

タイトル

オーサリング

スナップショット時点でのオブジェクトのタイトル(例:Toolsなど)

オリジナルのステータス

オーサリング

スナップショット時点でのオブジェクトのステータス(例: Authoring:doneなど)

タイプ

オーサリング

オブジェクトのタイプ(例:task

オリジナルのリビジョン

オーサリング

ファイル名に付加されるスナップショット時点でのオブジェクトのリビジョン番号(例:2など)

管理元

翻訳

オブジェクトの関連言語マニフェスト (LM) および関連翻訳マニフェスト (TM) - オブジェクトが複数の LM の一部であり、複数の LM とともに送信される場合であっても、そのオブジェクトの主管理元。可能な値のタイプは下記の3種類です。

  • LMの管理なし

  • 現在使用中または使用中のLM

  • 別のTMの名前

ローカライゼーション初期ステータス

翻訳

初期スナップショット時点での、翻訳における対応するオブジェクトの仮想ステータス(例: To be translated、またはDo not translateなど)

注: デフォルトでは、このステータス項目は含まれていませんが、追加することができます。

ID

オーサリング

オブジェクトの識別子(例:abc0123456789012

ファイル名

オーサリング

オブジェクトのファイル名、セミコロンとリビジョン番号(例:abc0123456789012.dita;2

ファイルパス

オーサリング

オブジェクトのファイルパス(例:/content/authoring/abc0123456789012.dita