CCMS Web での一括処理

IXIASOFT CCMS Web でオブジェクトを選択すると一括処理バスケットに追加され、選択したすべてのオブジェクトが保存されます。これにより、バスケット内のすべての対象オブジェクトに対して、同時にアクションを実行することができます。

オブジェクトの選択

CCMS Web のすべてのオブジェクトは、そのタイトルの近くにチェックボックスがあります。

オブジェクトがリスト (割り当てのロードページ、お気に入りサイドパネル、検索など) に表示される場合も、チェックボックスはタイトルの近くに表示されます。

チェックボックスが表示されている箇所でクリックすると、クリックしたオブジェクトが一括処理バスケットに追加されます。

オブジェクトを選択すると、一括処理バスケットが画面下にリボンとして表示されます。

リボンからオブジェクトに対して実行するアクションを選択することができます。また、リボンをクリックすると一括処理バスケットが展開され、バスケット全体が表示されます。

一括処理バスケットには、選択したすべてのオブジェクトと各オブジェクトの情報が表示されます。情報はダイナミックグリッドに表示され、設定可能です。

また、バスケット内の個々のオブジェクトに対してアクションを実行することも可能です。

リボンやバスケットでアクションを選択すると、一括処理バスケット内のすべてのオブジェクトに対してそのアクションを実行することができます。次のようなアクションを実行できます。

バスケット内のすべてのオブジェクトに対してアクションを実行できない場合があります。このような場合、CCMS Web は可能な限り多くのオブジェクトを処理し、残りはスキップします。

処理可能なオブジェクトの数はリボンやバスケットで確認でき、一括処理バスケットの状態列には、オブジェクトが処理されるかスキップされるかが表示されます。

一括処理を行うと、バスケット内のオブジェクトのみが処理されます。バスケット内のオブジェクトの依存関係は処理されないので、依存関係によっては、一部のオブジェクトでアクションが完了しない場合があります。

たとえば、バスケット内のマップを Done ステータスに移動しても、マップ内のトピックは Done ステータスに変更されません。これにより、トピックが先にステータスを変更する必要がある場合に、マップが Done ステータスに変更されるようなことはなくなります。

注: このような場合は、バスケット内の個々のオブジェクトに対してアクションを実行し1 つずつ移動してください。また、マップを個別に移動すると、移動したマップのすべての依存関係が自動的に移動します。

スキップされたオブジェクトを除く、すべてのオブジェクトが処理されると、リボンは緑色になります。CCMS Web がすべてのオブジェクトを処理できなかった場合は、リボンは赤色になります。

オブジェクトが処理されなかった理由は、処理されなかったオブジェクトのリボンをクリックして展開すると確認できます。処理できなかったオブジェクトには赤い X 印が表示されます。オブジェクトの下に表示されるメッセージは、アクションを実行できなかった理由を説明しています。