DRM でオブジェクトを編集する

IXIASOFT Dynamic Release Management (DRM) では、オブジェクトを編集する時に、変更がオブジェクトの表示されるブランチの一部を対象とするか、または全部を対象とするかを決定する必要があります。

IXIASOFT CCMS Webでは、オブジェクトが含まれているすべてのブランチを追跡します。これにはトピック、画像、および ditaval が含まれます。オブジェクトを編集する時に、すべてのブランチを対象にオブジェクトを編集するのか、または一部のブランチのみを対象とするかを選択することができます。

一部のブランチのみでオブジェクトを編集することを選択した場合、オブジェクトは分岐します。つまり、編集しなかったブランチのオブジェクトは変わりませんが、変更するすべてのブランチに対してオブジェクトの新しいインスタンスが作成されます。オブジェクトの 2 つのインスタンスが存在し、それらを個別に更新できます。

利用できないブランチ

場合によっては、1 つ以上のブランチが利用できないため、表示されるすべてのブランチでオブジェクトを編集できないことがあります。

この場合、オブジェクトの分岐のみ行えます。ただし、オブジェクトが複数の使用可能なブランチにある場合は、利用可能なブランチのどれを分岐するかを選択できます。

ブランチは、次の理由で使用できない場合があります。

  • ブランチが閉じている
  • コンテンツ レベルのセキュリティが原因でオブジェクトを編集できない場合があります

コンテキストマップがある割り当てと分岐したオブジェクト

画像や ditaval など、コンテキスト マップがないオブジェクトを分岐しても、割り当ては変更されません。このような場合、元のオブジェクトの割り当てが新しいインスタンスにコピーされます。したがって、元のオブジェクトに割り当てられている場合は、自動的に新しいインスタンスに割り当てられます。両方のオブジェクトに割り当てられることになります。

注: オブジェクトを分岐したユーザーは、新しいインスタンスに自動的に割り当てられません。ユーザーが元のオブジェクトに既に割り当てられていない限り、そのユーザーが新しいインスタンスに割り当てられることはありません。